AIアートイベント『ShikiOri』閉幕
- Community SunRraiz
- 2025年10月27日
- 読了時間: 7分
こういう祭りの後の寂しさは
大学祭ぶりかもしれないです。
こんにちは、SunRraiz代表の小野寺です。
後夜祭などはないマインドセット
『ShikiOri』という祭りが終わり
AIアート団体SunRraizは閉幕後、
すぐに反省会を始めました。
鉄は熱いうちに打てと言いますが
楽しかったね、で終わりではなく
寧ろ、楽しかったけど、これから
・どうすればもっと楽しくなるか?
・どういう形がみんな楽しめるか?
という、改善を怠ってはいけない。
いつかお話したかもしれないが
「楽しかったね」で満足できなく
なってしまったのが、SunRraizだ。
最初はよかったのだ、楽しくて
居心地がよくて、承認されていて
満ち足りている環境で生きるのが。
だが、飢餓感こそ人を育てること。
楽しいだけではない世界で生きて
未来を見据えて挑戦する愉しさを
知ってしまったら止まらなくなる。
それにしても『ShikiOri』は
愉しかった。自分の内側から来る
探究心、感情を形にして見てもらい
「楽しかった」という一言、一言が
エネルギーに変わっていくのがわかる。
新しい展示会の形を実現した実績
メタバース空間でAIアートの展示会は
予想以上に未来を感じた。
私たちのビジョンに共感してくださった
協賛企業のロゴがメタバース空間に並び
それ自体が「この新しい領域はビジネス
として成立する」という証明となった。
そして、AIとメタバースという未知の
可能性にアンテナを張る来場者たちが
物理的な距離や時間を簡単に飛び越えて
アバターとして集まってくれたこと。
AIで創造するアートとメタバースという
空間、この二つの融合がこれほどまで
楽しく、大きな反響を呼ぶことになり
これは単なる「展示会」ではなく、
新しい文化と経済が生まれる、まさに
「始まりの瞬間」に立ち会えたと思う。
レポートとアンケートから第2回へ
SunRraiz立ち上げから2か月で第1回の
イベントを開催して一息つく間もなく
第2回の準備を始めているのですが、
ShikiOriに参加していただいた参加者は
アンケートにご協力をお願いします。
生成AIとメタバースは別々のトレンドの
ように見えて、実は切っても切り離せない
お互いの可能性を爆発させるパートナー
であるような感じがしました。
メタバースは「無限に広がるデジタル空間」
AIは「無限のコンテンツを生成する」
「AIアート」がメタバースの未来において
どのような役割を担うのか、ShikiOriを
通じてわかったことを最後に話します。
メタバースが直面する、巨大な壁
メタバース空間がどれほど素晴らしくても
直面する現実的な問題が一つある。
「空間が広くて中身がない」問題。
つまり、「コンテンツ不足」という問題。
広大なデジタルの土地が手に入ったとして
建てる家、着る服、家具、アバター
それぞれ存在しなければ、空虚な空間だ。
従来、これらデジタルアセットを一つ一つ
作るのは、専門的な3Dモデリングの技術を
持つクリエイターの膨大な労力に依存した。
メタバースという無限の器を満たすには
従来の手作業によるコンテンツ制作では
速度も量も圧倒的に追いつかない。
AIが解決する3つの理由
ここで登場するのが、「生成AI」でAIは
メタバースのコンテンツ不足という根本的
課題を、3つの側面から解決していきます。
理由① 爆発的なスケールアップ(速度と量)
AIの最大の強みは、生成速度と量です。
例えば、プロのデザイナーが1週間かけて
一つの衣装をデザインするところを
AIはプロンプト一つで何百ものデザイン
パターンを数分で提案してもらえる。
これは衣装に留まらず、建築物、家具
広大な風景、テクスチャまでAIはあらゆる
デジタルアセットを高速かつ低コストで
生成することで広大なメタバース空間を
大量のコンテンツで瞬時に埋め尽くせる。
正直メタバースの可能性を知ってしまうと
生成AIを使わない未来は考えられない。
未来予想、情報も創造も今の比にならない
速度と量の止められない未来が来る。
理由② 創造の民主化
AIは、メタバースの体験を大量生産から
さらに個人への最適化へシフトしていく。
従来、ゲームは運営が用意したアバター
アイテムの中から「選ぶ」のが主流。
しかし、AIが導入されたメタバースでは
ユーザーが欲しいものを一瞬で創り出す。
「スチームパンクな服装と帽子が欲しい」
と伝えるだけで、AIアートの技術が即座に
世界に一つだけのアイテムを生成するよう
専門知識がなくても誰もが思い描いた通り
クリエイターになれる「創造の民主化」。
理由③ 自律的に動く「生きた世界」
AIの役割は、静的なオブジェクトを作る
だけでなく、動的な生きた世界にもなる。
知性を持つNPCの配置:従来のNPCは事前に
設定された台詞を繰り返すだけだが、AIを
搭載したNPCは自然な会話を行い、独自の
判断で行動し、ユーザーと共に成長する。
変化する環境:AIがメタバース内の天候や
生態系をリアルタイムで管理、ユーザーの
アクションによって世界が変化するような
予測不能な体験を生み出すこともできる。
AIは自己表現の根幹を担う技術となる
メタバースは、AIにとって能力を最大限に
発揮できる「究極の舞台」を提供する。
そしてAIは、メタバースが本当に魅力的で
価値ある空間になるための魂を吹き込む。
この2つが融合した未来では、私たちは
「創られた世界を消費する」のではなく
「世界そのものを共同創造していく」
全く新しい体験を手にしていくことに
なると思う。
これを考えると、著作権の問題が小さく
古いルールのように感じてしまいます。
この時代、技術の進歩は指数関数的で
あるのに対し、法律や社会規範の整備は
直線的であるため、速度のギャップは
絶対に埋まらず、今後も広がり続ける。
法律が「追いつかない」時代に
しかし、法律の代わりに「倫理」と
「コミュニティ」が規範になります。
法律という強制的なルールがないから
その技術を使う人たち自身の倫理観や
コミュニティ内でのガイドラインが
事実上のルールとして機能している。
そして、事実上のルール、標準が
未来の法律を作っていくと考える。
社会や政府が「AIアートのルールか。
どうしようね」のんびり考えている頃
すでに市場やコミュニティでは
「こういう使い方が当たり前だよね」
という事実上のガイドラインが形成され
その空気感や実績が、のちに作られる
法律の土台になる可能性が非常に高い。
何が言いたいかというと、今まさに
最前線にいるであろう私たちがしっかり
正しいであろう倫理観と社会の規範と
なる使い方を持って活動していければ
それが自然と法律の土台になるから
間違った使い方をしないようにしよう、
法律が間に合わない今だからこそ、
技術をリードする自分たちが未来の
健全なルールや文化の土台を作ろう
という意識を各自持つようにしよう。
AIアートの最前線にいるクリエイターや
コミュニティにとって何よりも重要で
尊重すべき意識だと、考えている。
今、AIアートの文化を育む私たちの
使命だと忘れないでいただきたい。
日常を壊す「勇気」こそ未来のチケット
『ShikiOri』のOpeningActの映像はまさに
これを再現した構成にしている。
基本的に、鑑賞者の感性に委ねているが、
「再構成」をテーマにして制作しました。
変化のスピードは、私たちの想像を遥かに
超えて昨日までの常識は、今日には足枷に
なっていることもザラにある。
AIアートやメタバースの表面的な技術を
追いかけるだけでは、時代遅れになる。
本当に重要なのは、根底にある
「常識を破壊する」という思想を受け入れ
自らが実践することになります。
これまでの安定した日常に安住し
未知なるものを恐れ、古い常識を守る人に
未来の席はありません。間違いなく。
自らの日常を疑い、コンフォートゾーンを
飛び出し昨日までの自分を破壊する勇気を
持つことが、AIとメタバースが示す未来に
おいて、唯一「何かを成し遂げる」ための
たしかな方法なんだと思う。




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