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SunRraiz

感動した!けど、AI製と聞き冷める人へ

  • 執筆者の写真: Community SunRraiz
    Community SunRraiz
  • 2025年10月17日
  • 読了時間: 4分

インターネットの至る所で散見する現象


「素敵な絵!すごく感動しました!」


そう感じて発した作品が、後からAI製と

知り、さきほどまでの感動がスッと冷め

「なんだ、AIか」「人間が描いてないと

価値が薄れる。というか価値など無い」

と、作品を批判し始める。


このような「心の矛盾」を経験したり

見聞きしたりしたことがあるでしょう。


こんばんは、SunRraiz代表の小野寺です。


今日は、なぜこんなことが起きてしまうか

そして、それがどれだけ「もったいない」

誤解であるかをお話していきます。

なぜ「AI製」と聞くとガッカリするのか?

理由はシンプルで、多くの人がAIを

魔法の類か何かと思っているからです。


これは、日本人のAIの周知の仕方が誤解を

生んでいるところもあり「だれでも」

「スキルゼロで」「ボタンを押すだけで」

「自動でできる」という良い面だけを

押しているため、日本人の美徳に反する

「ズルをしている」「ラクをしている」

という人間の苦労や魂を否定していると

無意識に感じてしまっているからです。


これは、無理もないことなんですけど

自分が最初に「感動」したことを

「間違いだった」「騙された」と感じて

その感動を自ら否定してしまうのです。


AIは「魔法」ではなく「道具」です

しかし、現実はまったく違っていて

AIは「魔法」ではなく、人間の創造性を

助ける「道具」「拡張ツール」です。


このへんは日頃からAIに触れている

クリエイターの皆様は理解している点と

思いますが、現時点の大半の理解は

ここまで及んでいないと思っています。


例えば、高性能な一眼レフカメラがあって

そのカメラを持てば、誰でも明日から

プロの写真家になれるかといえば「NO」


同じように、AIという道具があっても

それだけでは感動的な作品は生まれず

道具を使いこなすには、人間の明確な

「技術」と「感性」が必要になります。

AIアートを支える4つの人間のスキル

では、AIを使う技術とは何か?

ここを言語化して明確化しましょう。


1.コンセプトを練る創造性

そもそも自分が「何を創りたいのか」

「どんな感情を伝えたいのか」という

ビジョンは、人間にしかありません。


AIは人間に「何を?」と問いかけるだけで

AI自身が「これを創りたい」と願うことは

現状ないです。もしかしたら未来では‥


2.的確な言葉を選ぶ技術(プロンプト)

人間のビジョンを、AIが理解するために

言葉(プロンプト)にする技術について。


よく料理に例えますが、シェフが最高の

料理の為に食材を選ぶ作業に似ています。


どんな言葉を、どんな順番で、組み合わせ

どれだけ最初のビジョンに近づけるか。


これは見た目以上に高度で、職人技です。

生成AIを触ったことがあるか、ないかで

その認識には圧倒的な差があるでしょう。


3.最良を選ぶ審美眼(キュレーション)

AIは、人間の指示通りにたくさんの候補を

生成しますが、殆どは平凡なものです。


その中から「これだ!」というたった一つ

輝く作品を選び出す「審美眼」がなければ

傑作が生まれることはありません。


4.完成度を高める編集・修正・加工

多くの場合は、AIが生成したものは単なる

「素材」に過ぎず、「この色を変える」

「この部分はいらない」と修正・加工をし

人間の手を加えることで作品は完成する。

その「感動」は嘘偽りなく、本物

最初の話に戻りましょう。

あの日「感動した」あの絵は、AI製だと

知る前も後も、何も変わることはなく

自分の心が動いたのは紛れもない事実。


その「感動」は、本物です


その感動を生み出すのは、AIという道具を

使いこなす人間のビジョン、技術、そして

審美眼によって形成された作品です。


道具を知った途端に感動を否定するのは

私がたまにする極端な例え話で例えると


銀座の寿司屋に高級寿司を食べに行く客が

「やっぱり職人が握った寿司は最高だね」

賞賛した後「実は、寿司マシーン製です」

ネタ晴らしして「やっぱり不味かった」と

批判しているようなものだと思っている。


大切なのは「何で創ったか」ではなく

「その作品から何を感じたか」だと思う。


「いや、でも」という言い分はわかる。

理解できないわけではなく、理解した上で

人間は変化していく必要があるからだ。


AIは、人間の創造性をどこまでも広げる

素晴らしいパートナーです。


これからは、作品に対して冷たい視線を

向けるのではなく、創った人間の感性に

目を向けて、AIアートを楽しんでほしい。


 
 
 

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